時代を超えた伝統技法 凸版印刷が生み出す唯一無二の質感

ご挨拶

学術写真製版所は明治40年に安藤写真製版として創業。
凸版製品の豪華本や上製本の表紙、箔押し加工を手作業による高い技術力で熟練のスタッフがひとつひとつ丁寧に製作してまいりました。
現在、凸版を製作できる製版会社は非常に少なく、都内でも数えるほどしか存在しません。
そのような状況の中、弊社は長年培ってきた技術を活かし、とくに金属凸版の製作が可能な数少ない企業として、ますます多くの需要にお応えしております。

Routerで金属板を修正する様子

エッチング製版は細い明朝体の横棒や細かな線などが飛んでしまうため、通常のオフセット印刷のように、デザイナーが制作したデータをそのまま版として焼きつけることはできません。
パソコンを活用したデジタル製版によって、最終の印刷に適した精巧なデータを作成しています。

近年は商品の付加価値の高い、光沢感や高級感の演出に金・銀・ホログラムの箔押しが注目され、アーティストのCDやDVD、ゲームパッケージなど、多岐にわたる案件を手掛けるようになりました。
消費者が思わず手に取りたくなるような箔押しやエンボス加工、さらにはこれらを組み合わせた特殊加工など、ますます多彩な技術が求められています。

金・銀・ホログラムの箔押しのサンプル

今後もさまざまな箔押し技術をご提案し、品質の高い印刷物やパッケージを提供し続ける所存です。
また、デジタル製版の進展にも注力し、アナログ製版との棲み分けを図りながら、お客様に最適なソリューションを提供してまいります。

さらに、環境保護や資源の再利用にも積極的に取り組み、持続可能な製品づくりを進めています。
引き続き、ご愛顧とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

学術写真製版所 代表 近影

学術写真製版所 代表取締役社長 金原 善行

所在地情報

〒174-0051 東京都板橋区小豆沢2丁目34-21
Tel:03-5918-9027 Fax:03-5939-8401
※広告掲載などの勧誘・売り込みなどはお断りいたします。

会社沿革

医学図書の写真製版に特化して、イラストや写真、原画、原図を忠実に複製、製版すること The Best Reproduction からスタートしました。

明治40年 大阪西区に安藤兼則が安藤写真製版を創業
大正9年 東京有楽町に東京支店開設
昭和20年 大阪本店戦災にて焼失
昭和22年 東京都文京区駒込林町に再興。銅板、亜鉛版、真鍮版のエッチング製版、活版印刷、箔押版などの製版
昭和31年 商号を株式会社学術写真製版所に変更。学術書のイラストや写真の製版を開始
昭和38年 電子製版として西ドイツ製バリオクリッショグラフを日本で初めて導入し製版開始
昭和44年 クリムッシュオートバチカルカメラ設置
昭和45年 ミソメックス、マルチネックス設置
昭和50年 BASF樹脂版パッケージ、シール製版開始
昭和51年 フレキソ製版サイレルを製版開始
昭和54年 彫刻用倣い型原板製版開始
昭和57年 本社を本駒込に移転。マグネシウム製版、箔押製版開始
平成8年 本社を白山に移転。デジタル入校が可能に
平成12年 イメージセッター設置
平成16年 菊四1色印刷機設置
平成18年 オンデマンド印刷機設置
平成20年 NC彫刻機設置
令和5年 9月 本社移転
PAGE TOP